マラソンシーズンも終盤になってきました。
寒い時期はマラソン大会が数多く開催されました。
マイペースで参加される人、タイムを縮めるために必死な人、それぞれのランニングスタイルがあってよいと思います。
しかしながら、ランニングに付いてまわるのが、膝痛などのランニング障害です。
これらはひとえにコンディション不良から起こるものです。
サッカーやラグビーといったコンタクトスポーツとは違い、ランニングはご自身の身体の管理、調整が上手くいかなかった。
または、間違ったがために起こるものです。
大会前に練習不足を補うために長距離練習を増やしたとか。
膝などに違和感があったのに「気のせい」だろうと放置して練習を続けたとか。
施術をしながらランニング障害の患者さんと練習について尋ねていくと、大体このような答えが返ってきます。
身体を診させていただくと故障者のほぼ全員、足まわり(臀部、大腿部、下腿部、足裏)の左右どちらかに疲労が片寄って溜まっている状態でした。
ランナー障害では特に膝痛が多いのですが、膝だけが問題なのではなく、身体全体の不具合が膝に出ていると理解していただきたいです。
日頃のコンディション調整に気を使うこと。
少し意識してみてください。