いまや腰痛は肩こりとともに国民病といわれるくらい多くの方が悩んでいる症状です。
当院にも日々多くの腰痛患者さんが来院しています。
腰痛には痛む場所や症状により複数のタイプがあります。
なかでも長引く頑固な腰痛の一つに仙腸関節炎があります。
仙腸関節とは骨盤の繋ぎ目にあたる部分で体重を支えたり、動作時や運動時にかかる負荷を分散させたりする関節で、身体にとってとても重要な部位です。
仙腸関節は骨盤部に位置し、周囲は強靭な靭帯や筋肉に覆われているので、ちょっとやそっとではおかしくならないのですが、長時間のデスクワークなどで仙腸関節が緩んで体重が支えきれなくなるなどして発症します。
元々、仙腸関節は歩くことで関節内の環境を良好に保っています。
長時間の座位姿勢は関節に適度な圧力をかけられず不安定な状態になります。
中腰の姿勢も不安定でギックリ腰の要因となります。
こうした状況を放置すると腰痛が慢性化してしまいます。
仙腸関節を正しく調整するには少し特殊な手技が必要になります。
頑固な腰痛にお困りでしたら、ぜひご相談ください。