最近、健康志向の方が多く、マラソンやロードバイク、ヨガやボルダリングなどのスポーツを楽しんでいますね。
右肩上がりの日本の医療費を考えると、セルフケアはとてもいいことです。
しかし、スポーツをすると疲れます。
筋肉に疲労が蓄積されます。
筋肉疲労は筋肉自体を固くします。
筋硬結です。
これがケガの元になります。
固くなった筋肉は本来の性能を発揮できません。
急な運動負荷がかかると筋肉線維が切れます。
肉離れです。
そうしたケガをしてしまったら、まずは安静、固定、冷却が原則です。
一方、予防のためにはストレッチが重要です。
なんだ、そんなことかって思うでしょうが、患者さんにストレッチの方法を質問すると知識があやふやです。
でも、スポーツ後はストレッチしています!っていいます。
残念ながらとりあえずやっているだけでは効果は望めません。
まず、ストレッチしたい部位を気持ちいい~程度に伸ばします。
そのまま120秒キープ。
これを3セット。
運動後に行ってください。
緩めるストレッチです。
運動前はダメ。
120秒がキモです。
みなさん、ストレッチ時間が短くて強過ぎるのです。
ゆる~く、なが~くです。
やってみて!