桜の時期も終わりましたね。
花粉もまだまだ飛んでまして、井田は憂鬱です。早く終わらないかなぁ〜。
4月に入りまして、労災にて新規に通院されている患者さんが増えてきています。
労災には通勤中に負傷した通勤災害と業務中に負傷した業務災害に分けられます。
まず通勤災害についてですが、自宅敷地を出た所から会社までの間で負傷した場合がこれにあたります。
最寄り駅で階段を降りている途中で階段を踏み外して転倒し負傷した。とか。
業務災害では、商品搬入中に商品を持ち上げた際に腰を負傷した。とか。
客先に向かう途中で路上の段差でつまづき転倒し負傷した。などです。
よくあるのですが、毎日、長時間のデスクワークで首肩が痛くなった又は腰痛になった場合は労災にならないようです。
ちなみに、労災を認定するのは労働基準監督署や労働局で会社が認定する訳ではありません。
会社は労災ガイドラインに沿って労災に該当するか判断し手続きをおこないます。
労災かどうか判断が難しい場合は労災申請をおこない労働基準監督署等の審査を受けます。
要は国の判断してくれると言う事です。
プライベート時間で本人の不注意から発生し負傷したものは健康保険で対応。
通勤時、業務時に発生し負傷したものは労災保険。
自動車絡みの事故により第三者が加害者の場合、自賠責保険と
それぞれ取り扱いの保険が変わります。